調停離婚

調停離婚とは、家庭裁判所に離婚の調停を申し立てる離婚のことです。

夫婦間で離婚に関する合意が得られない場合や、離婚についての合意はあるが慰謝料、財産分与、又は子供の親権などの離婚の条件について、夫婦間の話し合いではまとめることができない場合に調停を申し立てることになります。

離婚について当事者間での話し合い(弁護士だ代理人になっていても同様です)でまとまらない場合には、いきなり裁判手続をするのではなく、まずは家庭裁判所に置ける調停での話し合いで解決を試みることが義務づけられています(調停前置主義)。

調停離婚では、離婚に関するあらゆる問題について1回的な解決を目的として、話し合いを行うことになります。

しかし、調停離婚でも協議離婚と同様に、夫婦間の合意がなければ、離婚は成立しません。

調停離婚の手順

調停離婚の手順を簡単に記載すると下記のようになります。

1.家庭裁判所への申し立て
2.呼び出し状の送付
3.第1回目調停
4.第2回目調停~最終調停
5.調停調書の作成
6.調停調書の提出


1. 申し立て


申し立ては、夫婦のどちらか一方のみで行うことができます。

通常は、家庭裁判所にある夫婦関係事件調停申立書にて、書面で申し立てます。

調停申立書は比較的簡単に記載できますが、親権者、養育費、財産分与、慰謝料の金額などの記入欄があり、希望金額の記載をしなければなりません。

調停では、この申立書に記載された金額をもとに、当事者間の意見の調整がなされるため、金額の見当がつかない場合は、事前に弁護士に相談するして、相場を理解した上で、求める金額を決めるべきでしょう。

詳しくは、最寄の家庭裁判所で確認するか、弊所までお気軽にお問い合わせください。
(法律相談のお申し込みは、050-5852-2846または お申し込みフォームよりどうぞ)

2. 呼び出し状の送付


申し立てが家庭裁判所で受理されると、2週間~3週間後に家庭裁判所から第1回目調停期日が記載された呼び出し状が当事者双方に郵送されます。

調停期日にどうしても出頭できない場合は、遅くとも調停期日の数日前までに期日変更申請書を家庭裁判所に提出する必要があります。

特別な理由なく、出頭しないと5万円以下の過料となりますので注意が必要です。


3. 第1回目の調停


調停には必ず当事者本人が出頭しなければなりません。

弁護士を代理人として出頭させることができますが、調停はその場で話し合いをするものですから、本人と弁護士が同時に出頭することが原則です。

どうしても本人が出頭できない場合には、弁護士のみの出頭も認められていますが、第1回目の調停には必ず本人にも出頭をしていただきます。

調停では、調停委員を間に入れて、それぞれが調停員と話し合う形で進められます。夫婦それぞれが直接顔を合わせることがないように、交互に調停委員と話し合いを進めていくことになります。。

1回の調停にかかる時間は、2~3時間です。

 


4. 第1回目以後の調停


調停は2回目、3回目と約1ヶ月間隔で行われ、通常半年程度で終了するケースが多いといえます。

最終調停では必ず当事者本人の出頭が求められ、弁護士等による代理人のみの出頭は認められませんのでご注意ください。


5. 調停調書の作成


数回の調停を行い、夫婦が離婚等について合意に達すると、調停を成立させることになり、調停調書が作成されます。

調停調書には離婚することに合意したことに加え、親権者、財産分与や慰謝料などのお金に関する事項、離婚後の面会交流の条件などが記載されることになります。

そして調停調書が作成された後には、不服を申し立てることや調停を取り下げることはできません。


6. 離婚届の提出


調停離婚の場合でも、離婚届を役所に提出しなければなりません。

離婚届の提出には期限があり、調停が成立した日を含めて10日以内に、調停を申し立てた側が、調停調書の謄本、戸籍謄本を添えて、申立人の管轄もしくは夫婦の本籍地の市区町村役場へ提出します。

調停離婚では申し立て側の署名捺印があれば、離婚届を提出することが可能であり、相手方の署名押印は不要です。

届出期間が過ぎた場合、離婚が無効になることはありませんが、3万円以下の過料となりますので,届出期間には注意が必要です。

 

協議離婚については,当事務所にお任せ下さい

裁判になるまでは,弁護士に相談する必要はない。そんな風に考えている方はいらっしゃいませんか?

しかし,当事者間だけでは、色々な感情の対立がありますから,話し合いがまとまるどころか,争いが広がるばかりでしょう。
争いが拡大する前に,弁護士が間に入ることによって,迅速かつ適切に協議離婚・調停離婚をすることが出来るようになります。

そして当事務所は、離婚されるお二人が、早く新しい人生を安心してスタートすることができるよう、出来る限り、調停や裁判ではなく、交渉を通じた協議離婚を実現させて頂きます。当然、調停になった場合もできる限り早期の離婚成立へ向けて尽力します。

当事務所は、豊富な交渉経験を有しており、皆様の離婚に関するお悩みを速やかに解決させて頂きます。

離婚をお考えの方は、まず、一度当事務所にご相談されてはいかがでしょうか?

女性のための離婚相談ページ

男性のための離婚相談ページ

離婚の種類について詳しくはこちら

TEL:050-5852-2846 ご質問・ご予約はこちらTEL:050-5852-2846 ご質問・ご予約はこちら