離婚コラム|横浜の離婚に強い弁護士 細江智洋がわかりやすく解説

2025.07.25更新

離婚コラム23

 

~あなたの「おかしいかも」が、大切な一歩になる~

最近、夫婦関係で生じる問題の中で特に多くなっているのが「モラルハラスメント(通称:モラハラ)」による離婚相談です。
外から見えにくく、被害者は「自分が悪いのかもしれない」と感じてしまうため、深刻な精神的苦痛に悩まされます。

本記事では、弁護士として多数の離婚事件を取り扱ってきた経験から、モラハラの代表的な例と、被害を受けている方の気持ちや行動の傾向について解説いたします。
「これってモラハラ?」と感じている方の気づきと行動のきっかけになれば幸いです。

 

モラハラとは?

モラハラとは、言葉や態度によって相手を傷つけ、コントロールしようとする精神的な暴力です。殴る・蹴るといった身体的暴力はないため、周囲に理解されにくいという特徴があります。

しかし、継続的にモラハラを受けると、精神的なバランスが崩れ、うつ状態や不安障害などに陥ることもあります。

 

離婚相談で多いモラハラの代表例

離婚相談でよく聞かれるモラハラ行為には、次のようなものがあります。

無視・会話にならない

数日〜数週間にわたって話しかけても返事をしない、あからさまに無視するといった行為は、精神的に非常に辛いものです。

人格を否定する発言

「だからお前はダメなんだ」「主婦は気楽でいいな」など、人格を傷つける言葉を繰り返し浴びせられることがあります。

経済的に支配する

生活費を渡さない、お金の使い道を厳しく制限する、家計を一切把握させないなど、経済面から支配するケースです。

周囲との関係を断たせる

友人や実家との連絡を制限し、被害者から社会的なつながりを奪って支配力を高めようとします。

子どもの目の前で精神的な負担をかける

子どもがいるときに「親として失格」などと言い、子どもを利用して精神的に追い詰めるケースもあります。

 

モラハラ被害者の気持ちと行動

多くの被害者の方の心理状態や行動は、次のような傾向があります。

「自分が悪いのかも」と思い込んでしまう

加害者は言葉を巧みに使い、被害者に罪悪感を植え付けます。そのため、被害者は「私さえ我慢すれば…」と感じるようになります。

一人で抱え込み、誰にも相談できない

周囲から分かりにくいため「誰に話しても信じてもらえない」「恥ずかしい」と思い、多くの方が問題を自分の中に閉じ込めてしまいます。

生活の中で常に気が張っている

相手を怒らせないように行動し、表情や声のトーンまで相手に気を遣うなど、心身に強いストレスを抱えながら生活していることもあります。

インターネットで情報を探している

「モラハラ 離婚」「夫の言動 異常」などと検索し、答えを探そうとしていることは、心のSOSサインです。

 

法律の力で、あなたを守る選択肢があります

モラハラによる苦しみは、決して「気のせい」ではありません。
そして、それは離婚や慰謝料請求といった法的な対応が可能な問題でもあります。

モラハラの証拠を集める方法、離婚に向けた準備、親権や財産分与の交渉などは、専門の弁護士にご相談いただくことで、安心して進めることができます。

●弁護士が入ることで…

・相手と直接のやりとりせずに済みます

・心理的な負担を減らしつつ進められます

・弁護士による法的な根拠に基づいた主張が可能になります

 

モラハラに悩むあなたへ。まずはご相談ください

「これってモラハラ?」と少しでも感じているなら、それはあなたの心からの大切なサインです。
無理に我慢せず、まずは弁護士に相談してみることから始めてみませんか?

弁護士細江智洋は、モラハラ離婚に関する無料法律相談を受け付けております。
あなたの状況をしっかりとお聞きし、適切なアドバイスをいたします。

 詳しくはこちらのページをご覧ください:
→モラハラによる離婚をご検討中の方へ

あなたのこれからの人生が、安心と笑顔に包まれるものとなるよう、全力でサポートいたします。

 

この記事を担当した弁護士

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みなと綜合法律事務所 弁護士 細江智洋
神奈川県弁護士会所属 平成25年1月弁護士登録
当事務所は、離婚問題でお悩み方からのご相談を日々お受けしています。離婚相談にあたっては、あなたのお気持ちに寄り添い、弁護士の視点から、人生の再出発を実現できる最良の方法をアドバイスさせていただきます。まずは、お気軽にご連絡ください。

2025.07.22更新

離婚コラム22

 

「これって、モラハラ…?」

誰にも相談できず、結婚生活に悩みを抱えていませんか?

精神的な暴力――いわゆる「モラルハラスメント(モラハラ)」に苦しむ方は、年々増えています。モラハラは身体的な暴力と違って外からは分かりにくく、周囲にも分かってもらえない特徴があります。そのため、自分が被害を受けていることに気づいたときには心身ともにボロボロになっていることも少なくありません。

本記事では、「モラハラが辛いけれど、離婚して本当に大丈夫?」と不安を感じている方に向けて、知っておきたい大切なポイントをわかりやすくお伝えします。

 

モラハラとは?典型的な特徴と行動パターン

モラハラとは、配偶者やパートナーによる言葉・態度での精神的な支配や攻撃のことです。

たとえば:

・「誰のおかげで生活できていると思ってるんだ」などの人格否定

・無視、舌打ち、溜息、睨みつけなどの高圧的な態度

・友人との外出や交友関係の制限、生活費を渡さないといった経済的・社会的な支配

これらが繰り返されることで、自尊心が傷つけられ、次第に「自分が悪いのでは」と思い込んでしまうケースが少なくありません。

 

離婚を考え始めたら、まず大切な3つのステップ

モラハラから解放されたい――そのように考えるのは当たり前のことです。ですが、いきなり相手に離婚を切り出してしまうと、かえってモラハラがエスカレートしたり、不利な条件を言い出してきたりする危険があります。まずは、次の3つのステップを踏むことが大切です。

1. 証拠を集める

モラハラは「言った・言わない」の争いになりやすいため、客観的な証拠の収集がとても大切です。LINEやメールのやり取り、音声データ、日記など、被害を受けた記録をできるだけ保存しておきましょう。

2. 一人で抱え込まない

友人や親族、信頼できる支援機関、あるいは弁護士など、第三者に相談することで、心が軽くなり、前向きな将来が見えてきます。

3. 安全確保と生活設計

離婚後の住まいや収入、子どもの養育など、今後の生活全体を計画することが必要です。同居中に離婚話を進めるのは危険な場合もあるため、まずは安全な場所に住まいを移せるか検討しましょう。

 

~モラハラから安全に離れるために~

モラハラの加害者を相手に自分一人で立ち向かうのは大変な勇気がいります。だからこそ、弁護士という専門家の力を借りましょう。

1. モラハラ夫と直接やり取りせずに済む

弁護士に依頼すれば、相手との連絡や交渉はすべて弁護士が代理で行います。相手と顔を合わせたり、暴力的な言葉を直接浴びせられたりすることがなくなるため、安心して離婚の準備を進めることができます。

 

2. 不当な主張や脅しに対抗できる

「親権は絶対に自分がもらう」「徹底的に裁判で戦う」といった脅し文句も、弁護士が冷静に対応できます。相手が自分の主張や持論を盾にして強く出てきた場合でも、弁護士が法的根拠に基づいた反論でしっかりあなたを守ります。

 

3. あなたの味方として寄り添ってくれる

モラハラに苦しむ中で、弁護士に状況を聞いてもらい、自分の悩みを理解してもらえるというのは、非常に大きな支えになります。弁護士は、次のような具体的なサポートを行います:

・離婚の切り出し方法やタイミングの提案

・モラハラの証拠収集の方法や注意点の助言

・別居や子どもとの生活に向けた生活設計の相談

・親権・養育費・慰謝料・財産分与などの交渉

・調停や裁判に発展した場合の全面的な代理

法律的な手続きだけでなく、あなたの心の負担を軽くする存在でありたいと、私は考えています。

 

モラハラ離婚でお悩みの方へ

「離婚したいけれど、どうすればよいか分からない」と迷っている方は、まずはこちらの専用ページをご覧ください。

→モラハラ離婚を検討している方へ

モラハラによる離婚を解決してきた弁護士細江智洋が、あなたの状況に合わせて丁寧にアドバイスいたします。
「もう我慢しなくていい」と思える一歩を、一緒に踏み出しましょう。

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みなと綜合法律事務所 弁護士 細江智洋
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2025.07.19更新

離婚コラム21

 

最近、「モラルハラスメント(モラハラ)」を理由に離婚を希望する方が増えています。モラハラは身体的暴力ではないため、被害の証拠を集めることが難しいという特徴がありますが、適切な証拠と準備を整えることで、有利に離婚を進めることは十分に可能です。

今回は、モラハラを理由に離婚裁判を検討している方に向けて、「勝つための証拠」と「押さえておきたい3つの準備」を詳しくご紹介します。

 

モラハラの典型例と裁判で認められる「証拠」とは?

モラハラの代表的な行為は、以下のとおりです:

・日常的に人格を否定するような暴言を吐く

・無視、命令口調、高圧的な態度

・生活費を渡さないなどの経済的自由を制限する

・外出や交友関係を制限される

 

こうした言動を裏付けるためには、以下のような証拠が有効です。

・LINEやメールのやりとり:暴言や高圧的なメッセージは保存・印刷しておきましょう

・音声データ:スマホで録音した日常の会話でも十分です

・日記・記録:継続的な記録は証拠としての信頼性が増します

・病院の診断書:心療内科などの受診歴があれば、精神的被害の証明に役立ちます

 

離婚裁判に向けた3つの戦略的な準備

1. 弁護士への早期相談と戦略立案

モラハラ離婚は、感情的な対立が深く、証拠の取り扱いや主張の構成が非常に重要になります。
証拠があっても、それをいつ・どう使うかで結果が変わることも多いため、早い段階で経験豊富な弁護士に相談し、裁判や調停に向けた戦略を立てることが不可欠です。

また、相手が話し合いに応じない場合や、脅し・嫌がらせを続けてくることもあるため、弁護士を入れて進めることで精神的な負担を軽減できます。
費用や手続きに関する疑問も、最初に確認しておくと安心です。

 

2. 安全な生活環境と別居先の準備

モラハラ加害者と同居を続けることは、被害者にとって大きな負担です。
また、子どもがいる場合は、その心身の安全を守るためにも、別居のタイミングや安全な住居の確保は早めに準備しておきましょう。

特に、親権を争う可能性がある場合は、「どちらの親が安定した環境で子を育てられるか」が重視されます。
そのため、離婚後の生活を想定した住居の契約や転校・保育園の手配、生活費の見通しなど具体的な準備が必要です。

また、支援制度によっては行政や支援団体が提供するシェルターや一時保護施設の利用ができますので確認しておきましょう。

 

3. 親権・養育費・財産分与を見越した生活設計

離婚後の暮らしを安定させるためには、親権・養育費・財産分与といった経済的・法的条件を現実的に整理しておくことが重要です。

モラハラが子どもにも精神的な悪影響を与えていた事実があれば、加害者が親権を取得する可能性は低くなります。一方で、被害者側も子どもの安定した養育環境をどう確保していくかが重視されます。住居・収入・家族の支援体制などを整理しておきましょう。

また、養育費は法律上の義務であり、モラハラ加害者であっても支払わなければなりません。ただし、支払いの遅延や不履行を防ぐため、公正証書や調停調書による取り決めを行い、強制執行が可能な形にしておくことが望ましいです。

さらに、婚姻中に形成された夫婦の財産や年金の分割も、将来の生活設計に大きく関わります。離婚後の生活を見据えた資金計画を立てるためにも、財産を把握し、分配条件を整理しておきましょう。

 

安心して新しい一歩を踏み出すために

モラハラ離婚裁判は、証拠と準備によって結果が大きく変わるものです。証拠の確保や適切な準備、経験豊富な弁護士によるサポートがあれば、きっと乗り越えられます。

モラハラに強い弁護士細江智洋が、証拠整理・戦略立案・交渉・裁判対応まで一貫して支援いたします。
まずは、お気軽にご相談ください。

→モラハラ離婚について詳しくはこちら

 

 

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2025.07.16更新

離婚コラム20

 

「夫との会話がなんとなく減った」「自分ばかり我慢させられている気がする」──そんな風に感じることはありませんか?

 

50代という人生の節目において、子どもの独立や心身の変化など、家庭環境は大きく変わります。そのようなときに、「夫の言動が冷たい」と感じる女性が増えているのも事実です。中には、夫自身が自覚のないまま「モラハラ夫」になってしまっているケースもあります。

 

今回は、50代男性が無意識のうちにしてしまいがちなモラハラ行動の特徴と、その対策について、法律の視点も交えながらご紹介します。

 

モラハラとは?──心を傷つける“見えない暴力”

モラル・ハラスメント、通称「モラハラ」とは、態度や発言によって相手を精神的に傷つける行為です。暴力のように目に見えるような行動ではないため、周囲の人や本人ですら気づきにくいのが特徴です。

 

特に50代以降の男性は、「家長としての責任感」や「男性としてのプライド」などがより強く出る年代でもあります。悪気なく、以下のような行動をしてしまっていることがあります。

 

50代男性によく見られるモラハラ夫の特徴

1.「俺が稼いでいるんだ」という態度

自分の収入が多いことを「力がある」と勘違いし、妻の意見をないがしろにしたり、家事を「手伝うもの」と捉えたりするケースがあります。

 

2. 妻に否定的・妻を批判する言動が多い

「お前は何もわかっていない」「そんなことも知らないのか」など、いつも上から目線で妻を叱るような口調ではありませんか?妻のプライドを傷つける原因になります。

 

3. 妻の話を無視する、冷たい態度を取る

目を合わせない、必要最低限の会話しかせず、妻が話しかけても返事をしない。こうした「無関心」も立派なモラハラです。

 

4. 外面は良いが、家庭内では冷たい

友人や会社の人とはにこやかに接するのに、自宅に帰ると態度が一変する。これもモラハラの典型例です。妻は「外ではいい顔をするのに」と孤独を感じます。

 

モラハラに気づいたときの対策

1. 記録をつける

夫の言葉や態度で傷ついたときは、日時とともに夫の言動をメモしておきましょう。万が一、法律的な対応が必要になったときに重要な証拠になります。

 

2. 一人で抱え込まない

「自分が我慢すればいい」と思わず、信頼できる人や専門家に相談しましょう。モラハラは我慢し続けるほど心身の健康を蝕みます。

 

3. 法律相談を検討する

夫婦関係を見直すうえで、「離婚」を検討する場合もあります。弁護士から法的なアドバイスを受けることで、気持ちが整理される方も多いです。

 

熟年離婚という新たな選択肢も

「このままの生活を続けて、本当に幸せなのかしら…」
そんな風に感じることが増えてきたとき、それはご自分の人生を見つめ直すきっかけかもしれません。

50代・60代以降の離婚、いわゆる「熟年離婚」は、決して珍しいものではなくなってきました。これからの人生を自分らしく過ごすために、離婚を決断される方も多くいらっしゃいます。

「離婚」という言葉に不安がある方は、まずは情報を知ることから始めてみませんか?これからの人生を笑顔で過ごすために、ご自分にどんな選択肢があるのかを一緒に考えてみましょう。

50代,60代のための離婚相談~熟年離婚の法律相談】では、熟年離婚に関する具体的な流れや注意点、必要な準備などを分かりやすくまとめています。

 

最後に

モラハラ夫に悩む方の多くが、「自分が悪いのでは」とご自分を責めてしまいます。でも、決してそうではありません。あなたの心が悲鳴を上げているときこそ、自分を大切にするタイミングです。お一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。あなたの想いに寄り添い、親身にお手伝いさせていただきます。

 

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2025.06.22更新

離婚コラム12

 

配偶者からのモラルハラスメント(モラハラ)に苦しめられ、「もう離婚したい」と思いながらも、どういった手続きを踏めば良いのか不安を感じている方は多いものです。
中でも、「離婚調停」と「離婚裁判」の違いは分かりづらく、どちらを選ぶべきか迷われる方も少なくありません。
この記事では、モラハラ離婚における調停と裁判の違いを分かりやすく解説し、それぞれのメリット・デメリットを踏まえながら、状況に応じた適切な選択のポイントをご紹介します。

 

離婚調停とは?|家庭裁判所での話し合い
離婚調停は、家庭裁判所において調停委員(当事者双方の言い分を公平に聞く中立者)が間に入り、当事者双方の話し合いを支える制度です。裁判とは異なり、双方の合意が前提となるため、比較的柔軟な解決が可能です。


【モラハラ事案では弁護士の同席が安心材料に】
モラハラ加害者は、外面が良く調停の場で虚偽の主張をしたり、問題を小さく見せようとしたりすることがあります。一方で、長い間精神的に支配されてきた被害者は、調停委員の前で自身の主張を上手く伝えることが難しい場合も少なくありません。
しかし、弁護士が同席することで、被害者の気持ちを整理し、調停委員に対する適切な主張が可能になります。また、法的なアドバイスをその場で受けることができるため、安心して調停に臨むことができます。

 

離婚裁判とは?|調停が不成立となった場合の法的手続き
離婚裁判は、調停で合意しなかった場合に、家庭裁判所の裁判官が証拠に基づいて離婚の可否を判断する手続きです。
日本の裁判所では原則として「調停前置主義」がとられており、離婚裁判は調停を経てからでないと起こすことができません。そのため、モラハラ事案であっても、一般的な流れはまず調停を行い、話し合いが成立しなかった場合に裁判に進みます。
【モラハラの証拠と慰謝料請求】
モラハラを原因とする離婚裁判では、「婚姻を継続しがたい重大な事由」があるかどうかが審理されます。暴言や人格否定など、継続的な精神的暴力の事実を裏付ける証拠(日記、音声データ、LINEのやり取りなど)が極めて重要です。
また、モラハラによって精神的な苦痛を受けた場合は、慰謝料を請求することも可能です。慰謝料請求は、離婚裁判の中で同時に主張することができ、裁判所が判断します。

 

どちらを選ぶべき?|状況に応じた判断を
以下のような基準で、調停あるいは裁判いずれかの選択を検討してみましょう。

離婚コラム12表

 

いずれにしても、弁護士が代理人になることで冷静かつ戦略的な対応ができるため、精神的負担が軽くなります。

 

不安を一人で抱えず、まずは相談を
モラハラ事案は、精神的な苦痛が目に見えにくいため、状況を適切に伝えることが難しい場合が多くあります。しかし、法律の専門家に依頼することで、ご自身の権利を正しく主張し、適切な手続きを選ぶことができます。
「私のケースは調停で解決できるの?」「慰謝料は請求できるの?」そんな不安や疑問をお持ちの方は、ぜひ以下のページをご覧ください。


→モラハラ離婚に関する詳しい解説はこちら

 

誰にも相談できずに一人で悩んでいる方こそ、まずは一歩を踏み出してみてください。未来を切り開くサポートが、ここにあります。

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2025.06.19更新

離婚コラム11

 

離婚を検討している原因が「モラハラ(モラルハラスメント)」の方にとって、「慰謝料」は大きな悩みの一つではないでしょうか。
長年、精神的な苦しみを受けてきたのに、このまま何もなかったことにされてしまうのではないか――そんな不安をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、モラハラは目に見えにくく、証拠を集めるのが難しい側面もあります。慰謝料を得るには、いかに戦略的に、かつ冷静に交渉を進めるかがポイントになります。
本記事では、弁護士の視点からモラハラ離婚における慰謝料の交渉術を具体的に解説いたします。

 

モラハラ離婚で慰謝料が請求できる条件とは?
慰謝料とは、精神的な苦痛に対する損害賠償金です。モラハラ離婚においては、相手からの継続的な暴言・無視・人格否定などが「不法行為(民法709条)」に該当します。慰謝料請求が可能になるのは、不法行為が原因で婚姻関係が破綻したと認められる場合です。
ただし、そのためには「どのような被害が起きたのか」「どのようなモラハラがあったのか」を客観的に証明する材料が必要です。

 

慰謝料交渉で重要な3つのポイント
1. 証拠の収集は冷静かつ丁寧に
以下のような資料が有効です:
 • 暴言や脅しの発言の音声・動画
 • LINEやメールでのやり取り
 • 精神的な被害を記録した日記
 • (心療内科・精神科などの)通院歴や診断書
 • 第三者の証言(家族や友人、上司など)
このような証拠は、「モラハラの実態があったこと」を裏付け、法的な交渉材料として非常に有効です。

 

2. 慰謝料の相場を把握する
モラハラ離婚での慰謝料の相場は、一般的には数十万円〜300万円程度であり、幅が広くなっています。モラハラの内容・頻度、証拠の有無などの様々な事情によるため、事案によって大きく変わります。酷いモラハラで不眠や鬱病などを発症している場合は、高額になる傾向にあります。
ご自身の状況によって変わってくるため、弁護士にご自分の状況を伝えたうえで適正な相場を知ることが大切です。

 

3. 感情ではなく、法的根拠と冷静な姿勢が鍵
「反省させたい」「わかってほしい」という気持ちは当然です。しかし、交渉の場では、感情的な主張よりも一貫して法的根拠に基づいた主張と冷静な対応が求められます。
◆法的根拠とは?
慰謝料を請求するには、相手のモラハラが民法上の不法行為(709条)として違法性を持ち、「故意または過失があったこと」「損害(精神的苦痛)が発生したこと」「因果関係があること」を証明する必要があります。
音声データや診断書などの証拠が、こうした要件を立証する材料になります。
◆冷静な対応とは?
交渉では、証拠に基づいて、感情に流されず、淡々と事実を示す姿勢が重要です。感情的に要求すれば、相手から「被害妄想だ」と言われ、交渉がこじれる原因にもなり得ます。

 

弁護士が交渉に入る具体的なメリット
モラハラ加害者は、話し合いの場で自分を正当化したり支配的な態度をとったりして、「そんなつもりはなかった」「あなたが悪い」と被害者に責任を転嫁してくることが少なくありません。
このような相手に対して、弁護士が交渉に入ることには以下のようなメリットがあります
 • 交渉内容が法的かつ論理的に整理される
  証拠と法律に基づいた主張を展開できるため、説得力が増します。
 • 相手に連絡するストレスから解放される
  すべての連絡は弁護士が代理で行うため、精神的負担が軽くなります。
 • 相手の態度が変わる可能性が高い
  弁護士が関与することで、相手も軽視できないと感じ、態度を軟化させることがあります。
 • 裁判を見据えた戦略も立てられる
 交渉が難航した場合でも、訴訟への移行を見据えた準備を整えることができます。

 

冷静な準備と専門家のサポートが必要です
モラハラによる離婚と慰謝料交渉には、複数の課題があります。
まず、精神的な苦痛を受けた証拠として記録し、相手の行為が法的に「不法行為」に該当することを裏付ける必要があります。また、慰謝料の金額については、適正な相場や過去の裁判例を参考に、説得力のある主張を組み立てることが求められます。
一人で抱え込まず、証拠の整理、相手方との交渉、必要に応じた訴訟対応まで専門家である弁護士のサポートを受けることで、あなたの正当な権利を守ることができます。
モラハラ離婚に関する詳しい対応方法などは、下記の専用ページでも詳しくご案内しています:

 

→モラハラ離婚の詳細はこちら

 

あなたの安心と新たな一歩のために、ぜひ一度、弁護士細江智洋にご相談ください。

 

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2025.06.16更新

離婚コラム10

 

「人格を否定されるような言葉を浴びせられる」「毎日のように無視され、威圧的な態度を取られる」――
このような精神的な暴力、いわゆるモラルハラスメント(モラハラ)に苦しみ、離婚を決意される方が増えています。
その際、多くの方が「離婚調停」という手続きに直面します。
モラハラ加害者は、家庭内では高圧的な態度を取ることが多い一方で、外では理性的に振る舞い、離婚調停でも「常識的な人物」を装います。
調停の場で被害者の方が感情的になってしまうと、調停委員からの信頼を損ねてしまう可能性もあります。
調停を有利に進めるためには、落ち着いて事実を伝えることに加え、証拠の準備と心の備えが非常に重要です。

 

■ 証拠集めは“見える化”がカギ
モラハラは発言や態度によるため、目に見える傷がなく、周囲に理解されにくいという難しさがあります。そのため、調停で有利に立つには客観的な証拠が不可欠です。
有効なものとしては:
• 暴言や威圧的な言動の音声データ
• LINE・メールなどの攻撃的なメッセージの記録
• 精神的な被害を日々記録した日記
• 心療内科などの診断書
モラハラが行われている日付や状況がわかる形で普段から証拠を集めておくことが大切です。


■ 調停で気をつけたい3つの注意点
① 感情的にならず、事実を伝える
被害の訴えが正当であっても、悲しみや怒りをそのままぶつけてしまうと、調停委員に「冷静な話し合いができない人」と誤解されてしまうことがあります。
相手の態度に腹が立っても、事実を冷静に伝える姿勢を意識しましょう。


② 相手の挑発に乗らない
モラハラ加害者は、調停でも「嘘ばかり言っている」「被害妄想だ」などと発言し、あえて怒らせるような挑発をしてくることがあります。
そこで反論して口論になってしまうと、調停委員に「どちらも悪い」と受け取られ、モラハラ構造を理解してもらいにくくなります。
こうした挑発に乗らず、落ち着いて調停委員へ説明することが大切です。精神的に辛い場合は、できる限り書面での説明にする、弁護士に依頼して発言を任せるなどの方法もあります。


③ 自分の安全と心の安定を最優先にする
調停は長い期間、複数回行われ、精神的にも体力的にもストレスが大きくなります。
「早く終わらせたい」と思って相手に妥協してしまうと、後々後悔することにもなりかねません。
心身の不調を感じた場合は無理をせず、医師の診断書をもとに期日の延期を申し出たり、Web調停や電話調停を検討したりすることも可能です。
「交渉を成立させること」よりも、「自分の人生を守ること」が何より大切です。


■ 弁護士のサポートは大きな安心に
調停では、被害の背景を正しく主張することが必要とされます。しかし被害者ご本人がその役割を果たすのはとても難しいことです。
信頼できる弁護士が代理人となることで、法的根拠に基づいた主張を行い、主張の信頼性を高めることができます。
また、書類の作成や調停の進行も弁護士が担うため、精神的な負担を大きく軽減することができます。
モラハラ離婚を有利に進めたい方は、一人で抱え込まず、専門家の力を借りて進めることをおすすめします。
弁護士細江智洋が、あなたの立場に立ち、最善のサポートをいたします。


→モラハラ離婚の詳しい情報はこちら

 

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2025.06.13更新

離婚コラム9

 

最近、「モラハラ(モラルハラスメント)」が離婚の原因として増えています。
これは発言や態度で相手の心を傷つける精神的な暴力のことで、身体的な暴力と違って外からは見えにくいため、長い間、周りに気づかれないことも少なくありません。
本コラムでは、離婚の原因となりうるモラハラ発言の具体例を挙げています。
夫婦双方の視点から発言例を挙げておりますので、ご自身や配偶者の状況と照らし合わせながらお読みいただければ幸いです。

モラハラとは?言葉による見えない暴力
モラハラは、無視や暴言、威圧的な態度で相手の人格を否定し、精神的に追い詰める行為です。
特徴となっているのは、加害者が自覚なくモラハラを繰り返してしまうこと、そして被害者が「自分が悪いのかもしれない」と思い込みやすいことです。

 

離婚原因になりうるモラハラ発言の例
■ 夫によるモラハラ発言の例
 1. 人格を否定する・軽視する
  o 「お前は何をやらせてもダメだな」
  o 「誰のおかげで生活できてると思ってるんだ」
 2. 外見や能力を侮辱する
  o 「その服、どこで買ったの?恥ずかしい」
  o 「そんなことも知らないの?バカなんじゃないか」
 3. 支配的な態度
  o 「離婚されたらお前の行くところなんてないだろ」
  o 「俺が言う通りにしろ」

■ 妻によるモラハラ発言の例
 1. 収入や仕事に関する否定
  o 「あなたの給料じゃやっていけない」
  o 「文句言うならもっと稼いでよ」
 2. 男性としてのプライドを傷つける発言
  o 「男のくせに頼りない」
  o 「〇〇さんの旦那さんはもっと優秀よ」
 3. 子どもを巻き込んだ精神的圧力
  o 「あなたみたいな人が父親だと子ども達がかわいそう」
  o 「パパみたいになっちゃだめよ」

このように、モラハラは男女問わず、誰でも被害者・加害者になり得るものです。
発言そのものだけでなく、日常的に繰り返されることや、無視、威圧的な行動といった態度によっても「見えない暴力」が蓄積されていきます。

 

モラハラ発言がもたらす影響
モラハラを受け続けた相手は、自己肯定感を失い、不安障害や抑うつ状態を抱えることがあります。
また、子どもがモラハラの言動を見聞きすること自体が「心理的虐待」となり、家庭環境に悪影響を与えることもあります。

 

「これはモラハラ?」と感じたら…
「これが本当に離婚理由になるのだろうか?」と迷う方もいらっしゃいますが、モラハラは離婚原因として法的に認められることがある大きな問題です。
モラハラに我慢を重ねることではなく、早めに専門家へ相談することが大切です。

 

モラハラ離婚のサポートはおまかせください
弁護士細江智洋は、モラハラを理由とした離婚問題のご相談を多く承っております。
「証拠が少ないかも」「離婚後の生活が不安」といった方にも、状況に応じた解決策をご提案いたします。
ご相談は秘密厳守・完全予約制ですので、安心してご連絡ください。


一人で悩まず、まずは一歩を踏み出してみませんか?
モラハラは、男女どちらからでも発生しうる「心を傷つける暴力」です。
繰り返される暴言や威圧的な態度は、やがて深刻な問題に発展し、関係修復が難しくなることもあります。
「自分は平気」「これくらい仕方ない」と思い込まずに、あなたの心の声に耳を傾けてみてください。
そして必要であれば、信頼できる法律の専門家に相談する勇気を持つことが、あなた自身と家族を守る第一歩です。

 

→モラハラ離婚についての詳細はこちら 

 

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みなと綜合法律事務所 弁護士 細江智洋
神奈川県弁護士会所属 平成25年1月弁護士登録
当事務所は、離婚問題でお悩み方からのご相談を日々お受けしています。離婚相談にあたっては、あなたのお気持ちに寄り添い、弁護士の視点から、人生の再出発を実現できる最良の方法をアドバイスさせていただきます。まずは、お気軽にご連絡ください。

2025.06.10更新

 

離婚コラム8


「最近、夫の態度がどこか冷たく感じる」「一緒に暮らしているのに距離感を感じる」──そんな違和感を抱いていませんか?
結婚生活が長くなるにつれて、夫婦の関係性にも少しずつ変化が表れます。特に60代を迎えると、子育てがひと段落し、これからの人生をどう過ごすか、あらためて考える女性が増えています。
今回は、「妻への愛情が冷めてきたときに見られる夫の行動」について、弁護士の立場からわかりやすく解説いたします。

 

1. 夫との会話が極端に減る
夫から話しかけてこない、こちらが話しかけても生返事や無反応ということはありませんか?
以前は日常の些細な出来事も話していたのに、最近では必要最低限のことしか話さない──このような変化は、心の距離が開いているサインかもしれません。
また、他人とは楽しそうに話しているのに、自分には笑顔すら見せない……そんな姿を見るのはつらいものです。

 

2. 妻への気遣いや関心がなくなる
たとえば新しい洋服や髪型が変わったことに以前は気づいてくれたのにまったく無反応になってしまったり、誕生日や結婚記念日などの大切な日を忘れてしまったり…。
これらは、妻への関心が薄れてきていることの現れです。
忙しさや加齢のせいと思いたくなるかもしれませんが、夫の気持ちが離れてきているサインでしょう。

 

3. 一緒にいる時間を避けるようになる
家にいても別々の部屋で過ごしたり、休日になると夫が一人で外出して遅く帰ってきたりするようになっていませんか。「家にいても意味がない」「家に居場所がない」と感じている場合、心が家庭から離れている兆候かもしれません。
仕事を定年退職して時間に余裕ができたにもかかわらず、夫婦の時間を避けるようであれば、注意が必要です。

 

4. 暴言や冷たい態度が増える
「そんなこともわからないのか」「ほっといてくれ」といったとげとげしい言葉や、無視される態度が増えている場合、それは精神的な虐待(モラルハラスメント)の可能性もあります。
長い結婚生活を続けてきた後にこうした扱いを受けるのは、大きなストレスとなり、心の健康にも悪影響を及ぼしかねません。

 

「熟年離婚」という選択肢
夫婦関係に悩み、「これからの人生は自分らしく生きたい」を真剣に考える女性は少なくありません。
「我慢する」人生から、「自分らしく生きる」人生へ──そう考えて「熟年離婚」という選択肢を真剣に考える方も増えています。
もちろん、離婚には経済的な問題や年金分割、住まいの問題などが伴います。ですが、法律の専門家のサポートを受ければ、安心して新たな一歩を踏み出せます

 

最後に──その「違和感」、見逃さないで
夫の態度に違和感を覚えたとき、「もうお互い年を取ったのだから、夫との会話が減るのも普通のこと」「年齢的に愛情表現がなくなるのは仕方ない」と、年齢のせいにしてご自身の気持ちを押し殺してしまう方もいらっしゃいます
でも、その“違和感”こそが、心の奥にある「寂しさ」のサインかもしれません。
長い人生、残された人生をどう過ごすかは、自由です。これまでご家族のために尽くしてきたご自分を、これからはもっと大切にしていただきたい──私たちはそう願っています。

 

ご相談はお気軽に
当事務所では50~60代以上の女性の方からのご相談を多数お受けしています。
経験豊富な弁護士が、親身になってお話をうかがい、今後の選択肢や法的なアドバイスをご提案いたします。
一人で悩まず、ぜひ一度ご相談ください。あなたの人生に、安心と笑顔を取り戻すお手伝いをいたします。


▶詳しくはこちら:50代、60代の女性のための離婚相談~熟年離婚の法律相談

 

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みなと綜合法律事務所 弁護士 細江智洋
神奈川県弁護士会所属 平成25年1月弁護士登録
当事務所は、離婚問題でお悩み方からのご相談を日々お受けしています。離婚相談にあたっては、あなたのお気持ちに寄り添い、弁護士の視点から、人生の再出発を実現できる最良の方法をアドバイスさせていただきます。まずは、お気軽にご連絡ください。

TEL:050-7587-0469 ご質問・ご予約はこちらTEL:050-7587-0469 ご質問・ご予約はこちら