離婚コラム|横浜の離婚に強い弁護士 細江智洋がわかりやすく解説

2025.07.25更新

離婚コラム23

 

~あなたの「おかしいかも」が、大切な一歩になる~

最近、夫婦関係で生じる問題の中で特に多くなっているのが「モラルハラスメント(通称:モラハラ)」による離婚相談です。
外から見えにくく、被害者は「自分が悪いのかもしれない」と感じてしまうため、深刻な精神的苦痛に悩まされます。

本記事では、弁護士として多数の離婚事件を取り扱ってきた経験から、モラハラの代表的な例と、被害を受けている方の気持ちや行動の傾向について解説いたします。
「これってモラハラ?」と感じている方の気づきと行動のきっかけになれば幸いです。

 

モラハラとは?

モラハラとは、言葉や態度によって相手を傷つけ、コントロールしようとする精神的な暴力です。殴る・蹴るといった身体的暴力はないため、周囲に理解されにくいという特徴があります。

しかし、継続的にモラハラを受けると、精神的なバランスが崩れ、うつ状態や不安障害などに陥ることもあります。

 

離婚相談で多いモラハラの代表例

離婚相談でよく聞かれるモラハラ行為には、次のようなものがあります。

無視・会話にならない

数日〜数週間にわたって話しかけても返事をしない、あからさまに無視するといった行為は、精神的に非常に辛いものです。

人格を否定する発言

「だからお前はダメなんだ」「主婦は気楽でいいな」など、人格を傷つける言葉を繰り返し浴びせられることがあります。

経済的に支配する

生活費を渡さない、お金の使い道を厳しく制限する、家計を一切把握させないなど、経済面から支配するケースです。

周囲との関係を断たせる

友人や実家との連絡を制限し、被害者から社会的なつながりを奪って支配力を高めようとします。

子どもの目の前で精神的な負担をかける

子どもがいるときに「親として失格」などと言い、子どもを利用して精神的に追い詰めるケースもあります。

 

モラハラ被害者の気持ちと行動

多くの被害者の方の心理状態や行動は、次のような傾向があります。

「自分が悪いのかも」と思い込んでしまう

加害者は言葉を巧みに使い、被害者に罪悪感を植え付けます。そのため、被害者は「私さえ我慢すれば…」と感じるようになります。

一人で抱え込み、誰にも相談できない

周囲から分かりにくいため「誰に話しても信じてもらえない」「恥ずかしい」と思い、多くの方が問題を自分の中に閉じ込めてしまいます。

生活の中で常に気が張っている

相手を怒らせないように行動し、表情や声のトーンまで相手に気を遣うなど、心身に強いストレスを抱えながら生活していることもあります。

インターネットで情報を探している

「モラハラ 離婚」「夫の言動 異常」などと検索し、答えを探そうとしていることは、心のSOSサインです。

 

法律の力で、あなたを守る選択肢があります

モラハラによる苦しみは、決して「気のせい」ではありません。
そして、それは離婚や慰謝料請求といった法的な対応が可能な問題でもあります。

モラハラの証拠を集める方法、離婚に向けた準備、親権や財産分与の交渉などは、専門の弁護士にご相談いただくことで、安心して進めることができます。

●弁護士が入ることで…

・相手と直接のやりとりせずに済みます

・心理的な負担を減らしつつ進められます

・弁護士による法的な根拠に基づいた主張が可能になります

 

モラハラに悩むあなたへ。まずはご相談ください

「これってモラハラ?」と少しでも感じているなら、それはあなたの心からの大切なサインです。
無理に我慢せず、まずは弁護士に相談してみることから始めてみませんか?

弁護士細江智洋は、モラハラ離婚に関する無料法律相談を受け付けております。
あなたの状況をしっかりとお聞きし、適切なアドバイスをいたします。

 詳しくはこちらのページをご覧ください:
→モラハラによる離婚をご検討中の方へ

あなたのこれからの人生が、安心と笑顔に包まれるものとなるよう、全力でサポートいたします。

 

この記事を担当した弁護士

 コラム用写真

 

みなと綜合法律事務所 弁護士 細江智洋
神奈川県弁護士会所属 平成25年1月弁護士登録
当事務所は、離婚問題でお悩み方からのご相談を日々お受けしています。離婚相談にあたっては、あなたのお気持ちに寄り添い、弁護士の視点から、人生の再出発を実現できる最良の方法をアドバイスさせていただきます。まずは、お気軽にご連絡ください。

TEL:050-7587-0469 ご質問・ご予約はこちらTEL:050-7587-0469 ご質問・ご予約はこちら