離婚コラム|横浜の離婚に強い弁護士 細江智洋がわかりやすく解説

2025.07.22更新

離婚コラム22

 

「これって、モラハラ…?」

誰にも相談できず、結婚生活に悩みを抱えていませんか?

精神的な暴力――いわゆる「モラルハラスメント(モラハラ)」に苦しむ方は、年々増えています。モラハラは身体的な暴力と違って外からは分かりにくく、周囲にも分かってもらえない特徴があります。そのため、自分が被害を受けていることに気づいたときには心身ともにボロボロになっていることも少なくありません。

本記事では、「モラハラが辛いけれど、離婚して本当に大丈夫?」と不安を感じている方に向けて、知っておきたい大切なポイントをわかりやすくお伝えします。

 

モラハラとは?典型的な特徴と行動パターン

モラハラとは、配偶者やパートナーによる言葉・態度での精神的な支配や攻撃のことです。

たとえば:

・「誰のおかげで生活できていると思ってるんだ」などの人格否定

・無視、舌打ち、溜息、睨みつけなどの高圧的な態度

・友人との外出や交友関係の制限、生活費を渡さないといった経済的・社会的な支配

これらが繰り返されることで、自尊心が傷つけられ、次第に「自分が悪いのでは」と思い込んでしまうケースが少なくありません。

 

離婚を考え始めたら、まず大切な3つのステップ

モラハラから解放されたい――そのように考えるのは当たり前のことです。ですが、いきなり相手に離婚を切り出してしまうと、かえってモラハラがエスカレートしたり、不利な条件を言い出してきたりする危険があります。まずは、次の3つのステップを踏むことが大切です。

1. 証拠を集める

モラハラは「言った・言わない」の争いになりやすいため、客観的な証拠の収集がとても大切です。LINEやメールのやり取り、音声データ、日記など、被害を受けた記録をできるだけ保存しておきましょう。

2. 一人で抱え込まない

友人や親族、信頼できる支援機関、あるいは弁護士など、第三者に相談することで、心が軽くなり、前向きな将来が見えてきます。

3. 安全確保と生活設計

離婚後の住まいや収入、子どもの養育など、今後の生活全体を計画することが必要です。同居中に離婚話を進めるのは危険な場合もあるため、まずは安全な場所に住まいを移せるか検討しましょう。

 

~モラハラから安全に離れるために~

モラハラの加害者を相手に自分一人で立ち向かうのは大変な勇気がいります。だからこそ、弁護士という専門家の力を借りましょう。

1. モラハラ夫と直接やり取りせずに済む

弁護士に依頼すれば、相手との連絡や交渉はすべて弁護士が代理で行います。相手と顔を合わせたり、暴力的な言葉を直接浴びせられたりすることがなくなるため、安心して離婚の準備を進めることができます。

 

2. 不当な主張や脅しに対抗できる

「親権は絶対に自分がもらう」「徹底的に裁判で戦う」といった脅し文句も、弁護士が冷静に対応できます。相手が自分の主張や持論を盾にして強く出てきた場合でも、弁護士が法的根拠に基づいた反論でしっかりあなたを守ります。

 

3. あなたの味方として寄り添ってくれる

モラハラに苦しむ中で、弁護士に状況を聞いてもらい、自分の悩みを理解してもらえるというのは、非常に大きな支えになります。弁護士は、次のような具体的なサポートを行います:

・離婚の切り出し方法やタイミングの提案

・モラハラの証拠収集の方法や注意点の助言

・別居や子どもとの生活に向けた生活設計の相談

・親権・養育費・慰謝料・財産分与などの交渉

・調停や裁判に発展した場合の全面的な代理

法律的な手続きだけでなく、あなたの心の負担を軽くする存在でありたいと、私は考えています。

 

モラハラ離婚でお悩みの方へ

「離婚したいけれど、どうすればよいか分からない」と迷っている方は、まずはこちらの専用ページをご覧ください。

→モラハラ離婚を検討している方へ

モラハラによる離婚を解決してきた弁護士細江智洋が、あなたの状況に合わせて丁寧にアドバイスいたします。
「もう我慢しなくていい」と思える一歩を、一緒に踏み出しましょう。

この記事を担当した弁護士

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みなと綜合法律事務所 弁護士 細江智洋
神奈川県弁護士会所属 平成25年1月弁護士登録
当事務所は、離婚問題でお悩み方からのご相談を日々お受けしています。離婚相談にあたっては、あなたのお気持ちに寄り添い、弁護士の視点から、人生の再出発を実現できる最良の方法をアドバイスさせていただきます。まずは、お気軽にご連絡ください。

 

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