離婚コラム|横浜の離婚に強い弁護士 細江智洋がわかりやすく解説

2025.09.23更新

離婚コラム43

 

結婚生活も20年、30年と続くと、夫婦の関係は大きく変わっていきます。昔は些細なことに笑い合えたのに、今では会話もなく、孤独を感じる日々……。そんなときに耳にするのが「モラハラ」という言葉です。
熟年離婚を考える女性の多くが自分さえ我慢すればと思ってしまいます。しかし、本当に心が限界に達しているサインを見逃してしまうと、気づかないうちに心も体も弱ってしまい、毎日の暮らしそのものがつらく感じられることもあります。
ここでは、熟年離婚を決意する前にぜひ知っていただきたい「心の限界サイン」と、その対処法についてご紹介します。

 

モラハラの典型的なパターンとは?
モラハラ(モラルハラスメント)とは、言葉や態度で相手を支配し、心を傷つけ続ける行為のことです。暴力のように外から分かりにくいため、被害にあっている本人でさえ自覚していないのが特徴です。
例えばこんな言葉や態度に、思い当たりませんか?
• 「お前は何もできない」などの人格を否定する言葉
• 話しかけてもずっと無視をされる
• 外では良い夫を演じるが、家庭内では冷たい態度を取る
• 家計や生活に関わる決断を一方的に押し付けられる
こうした言動が繰り返されると、自分の存在を否定されたように感じ、心が深く傷つきます。

 

心の限界を示すサインを見逃さない

「まだ大丈夫」と思っていても、心が悲鳴を上げているサインは必ず現れます。次のような状態が続いていないか、ご自身の心と体に問いかけてみてください。
• 夜眠れず、食欲が落ちてきた
• 以前楽しめた趣味に興味が持てない
• 家にいると強い不安に襲われる
• 人と会って話す気力がなくなってきた
• 「私が我慢すれば」と考え続けてしまう
これらは、心の限界を知らせる重要なサインです。放っておくと、うつ状態に進行することもあり、早めの対応が必要です。

 

離婚を決意する前にできること
熟年離婚は大きな決断ですから、時間をかけて準備を進めることが、将来の安心につながります。離婚を考え始めたら、まずは次の3つを意識してみましょう。
1. 信頼できる人に気持ちを話す
 友人や家族に悩みを打ち明けるだけでも、心が軽くなり気持ちが整理されやすくなります。
2. お金のことを整理してみる
 離婚後の生活には現実的な生活資金の準備が欠かせません。年金分割や財産分与など、制度の確認も大切です。
3. 専門家に相談する
 弁護士に相談することで、自分に合った選択肢や具体的な進め方が見えてきます。法律の知識があるだけで、将来への不安が和らぎます。

 

「自分の人生を大切にする」という選択肢を
長年の結婚生活を経て離婚を考えるのは、とても勇気のいることです。けれども、自分の心と体を大切にすることは決してわがままではありません。
もし「これってモラハラかも?」と感じたら、まずは心のサインを受け止め、まずはご相談ください。
熟年離婚に関する詳しい解説や解決のステップについては、当事務所の特設ページでご案内しています。ぜひご覧ください。
→熟年離婚に関するご案内はこちら

 

まとめ
• モラハラは外から見えにくく、本人も気づきにくい
• 不眠や不安感などは心の限界を知らせるサイン
• 離婚を決断する前に、経済面や法律面の準備が必要
• 我慢せずに専門家へ相談することが、安心した一歩につながる
「今のままで本当にいいのだろうか」と悩んでいる方にとって、このコラムが少しでも参考になれば幸いです。

 

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みなと綜合法律事務所 弁護士 細江智洋
神奈川県弁護士会所属 平成25年1月弁護士登録
当事務所は、離婚問題でお悩みの方からのご相談を日々お受けしています。離婚相談にあたっては、あなたのお気持ちに寄り添い、弁護士の視点から、人生の再出発を実現できる最良の方法をアドバイスさせていただきます。まずは、お気軽にご連絡ください。

2025.09.20更新

離婚コラム42

 

長年連れ添った夫が、定年後や子育てが落ち着いた頃からお金を浪費するようになった…。
趣味やギャンブル、交際費などに使い込み、しまいには生活費が足りなくなる。そんな状況では、「この先の生活はどうなるのだろう?」と不安になる方は少なくありません。
特に50代・60代の女性にとって、夫の浪費は老後の生活資金に直結する深刻な問題です。本記事では、熟年離婚を考える前に知っておくべき法律的なポイントを、弁護士の視点からわかりやすくお伝えします。

 

1. 浪費は「婚姻費用の不払い」や「経済的DV」にあたる可能性がある
夫婦には、法律上「互いに協力し扶助する義務」(民法第752条)があります。つまり、夫婦は一緒に生活を維持するために、収入を分かち合い、家庭を支える責任を負っています。
ところが、夫が趣味やギャンブル、女性などにお金を使い込み、本来家庭に入れるべき生活費(婚姻費用)を支払わない場合、それは「婚姻費用の不払い」という法律上の問題となります。
このような行為が続けば、妻に大きな経済的負担を強いることになり、経済的DV(ドメスティックバイオレンス)と評価されることもあります。

 

2. 離婚を考える前にできること
浪費に悩んでいるからといって、すぐに離婚を決断するのは不安が大きいものです。
まずは次のような方法で、現状を少しでも改善できないか試してみましょう。
  ①お金の使途を確認し、記録を残す
預金通帳やクレジットカードの明細を確認し、浪費の実態を明らかにします。記録を残しておくことで、後々の法的手続きにも役立ちます。
  ②冷静に話し合う
「将来が不安」「生活費が足りない」といった気持ちを、感情的にならずに具体的な数字を交えて伝えることが大切です。
  ③家庭裁判所に相談する
話し合いが難しい場合、婚姻費用の請求や調停の制度を利用することで、生活費の確保を図ることができます。
  ④弁護士への相談
専門家に相談すれば、どのような証拠を集めればよいか、どんな法的手段を取れるのか整理できます。

 

3. 調停や裁判で問題とされるケース
「夫の浪費は本当に法律上の問題になるの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
実際には、浪費と生活費不払いが続くことで、調停や裁判で以下のように扱われることがあります。
• 生活費の支払いを命じられる
妻が婚姻費用分担請求調停を申し立てれば、裁判所が夫に生活費の支払いを命じることもあります。
• 離婚理由(有責事由)として認められる
婚姻生活の破綻原因が浪費と判断されれば、離婚の理由のひとつになります。
• 財産分与で考慮される
夫の浪費が原因で夫婦の財産が減ってしまっている場合、調停や裁判で財産分与の割合を決める際に妻の方に有利に働く場合もあります。

 

まとめ ― 専門家と一緒に考える安心を
夫の浪費は、単なる「趣味にお金をかけすぎている」という範囲であれば、夫婦間の価値観の違いにとどまる場合もあります。しかし、生活費を入れない、家庭を支える義務を果たさない、夫婦の財産を大きく減らしてしまうといった状況になると、それは単なる性格や生活習慣の問題にとどまらず、調停や裁判で認められるほどの深刻な法的問題に発展することがあります。
だからこそ、一人で悩むのではなく、早めに専門家に相談してみることが大切です。
弁護士に相談すれば、離婚をすべきかどうかを含めて、これからの生活を守るための具体的な道筋を一緒に考えることができます。

熟年離婚の詳しい情報や実際の事例は、当事務所の特設ページをご覧ください。
熟年離婚について詳しくはこちら

 

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みなと綜合法律事務所 弁護士 細江智洋
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2025.09.17更新

離婚コラム41

 

「熟年離婚」という言葉を耳にする機会が最近多くなってきました。熟年離婚とは、結婚生活が20年以上経過した夫婦が離婚することを指しますが、その中でも特に60代での離婚件数が増えていることをご存じでしょうか。

厚生労働省の令和4年(2022)人口動態統計月報年計(概数)の概況によると、2022年に離婚した夫婦のうち21.7%が熟年離婚でした。件数にすると約3万9千組にのぼり、離婚全体の「およそ5組に1組」がこの熟年離婚にあたります。離婚全体の件数は減ってきているにもかかわらず、熟年離婚だけは高い割合を保っていることが分かります。

 

どうして60代離婚が増えているの?
1. 長い老後を意識するようになったから
平均寿命が延び、60歳を迎えてもまだまだ元気で過ごせる時間があります。
「残りの人生を、自分らしく過ごしたい」という思いが、離婚という選択につながることがあります。


2. 子育てが終わり夫婦だけに
子どもが独立すれば、夫婦二人だけの生活が始まります。その中でこれまで見過ごしていた価値観の違いや溝がはっきりとしてきます。最近は働く女性が増え、経済的に自立できる女性が増えたことも背景にあります。


3. 年金分割制度が後押しに
2007年に導入された「年金分割制度」により、専業主婦であっても婚姻期間中の夫の厚生年金を分け合えるようになりました。離婚しても老後の生活資金に困らないかもしれないという安心感が生まれ、離婚を後押ししています。

 

離婚を考えるきっかけ
• 夫との会話が減り、精神的な孤独を感じる
• 長年の価値観のずれやモラハラ的行動に限界を感じる
• 夫の退職後、生活リズムが合わず強いストレスになる
• 夫の介護をしたくないという思い
これまで不満を抱えてきた中で「この先、夫の介護まで担うのか」と考えると大きな負担に感じ、自分の老後を大切にしたい気持ちが強くなります。
• 義父母とのかかわりへの抵抗
夫の両親の介護や生活の面倒を期待されると、「なぜ自分がそこまでしなければならないのか」と重荷に感じます。
こうした理由は、熟年離婚は若い世代の離婚とは異なり、長年積み重なった気持ちのすれ違いや将来設計の違いから生じます。

 

熟年離婚のメリットと注意点
メリット
• 自分のペースで自由に暮らせる
• 年金分割や財産分与により老後資金を確保できる
• 介護の不安などのストレスの原因から解放される


注意点
• 離婚後の生活費や住居をどうするか
• 病気や将来的な介護が必要になった場合の備え
• 財産分与・年金分割を正しく理解すること
特に年金分割や退職金の分与は、手続きや期限が複雑で、よく分からないまま進めると大きく損をする可能性があります。

 

弁護士に相談する安心感
熟年離婚は、感情的にならず、冷静に老後の生活を考えたうえで判断することが大切です。弁護士に相談すれば、財産や年金の分け方について正しくアドバイスを受けられ、相手との話し合いもスムーズに進めることができます。相手と直接交渉しなくていいので、精神的な負担も軽くなります。

 

まとめ
60代の離婚は、今や珍しいことではありません。
「このまま夫婦生活を続けるのか、それとも新しい人生を歩むのか」――その選択は、あなたの人生を大きく変えるものです。大切なのは、安心して暮らせる準備をした上で行動することです。
もし今、熟年離婚についてお悩みであれば、まずは専門家にご相談ください。
当事務所では、熟年離婚の経験豊富な弁護士が、あなたの状況に寄り添いながら、最も良い解決策をご提案いたします。詳しくは下記ページをご覧ください。


➡ 熟年離婚について詳しくはこちら

 

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2025.09.14更新

離婚コラム40

 

結婚生活の中で、「このままでいいのだろうか」と感じる瞬間はありませんか?
夫との関係に違和感や孤独を覚えたり、会話や気持ちの共有が減ったりすると、心の中に小さなモヤモヤが生まれます。
こうした違和感は、専業主婦の方が離婚を意識し始めるサイン(兆候)かもしれません。
本記事では、「専業主婦が夫との離婚を考え始めるときの心の変化」を2段階に分けて解説し、さらに離婚を意識したときに必要な準備リストもご紹介します。
今の結婚生活に不安を抱えている方は、ぜひ参考にしてください。

 

【第1段階】専業主婦が感じる「小さな違和感」とは?
専業主婦の方が離婚を考え始めるきっかけは、必ずしも浮気や暴力などの問題ではありません。多くの場合、日常生活の中で少しずつ積み重なる「小さな違和感」が始まりです。


よくある「小さな違和感」の例
• 夫との会話が無くなる、気持ちの共有ができない
• 自分の意見を伝えても受け入れてもらえない
• 家事や育児が当然とされ、感謝の言葉がない
• 生活に張り合いを感じず、将来に希望が持てない
こうした違和感は、初めのうちは「よくあること」「自分が我慢すればいい」と思ってやり過ごしてしまいがちです。しかし、放置するとお互いの気持ちの距離はますます広がっていきます。

 

【第2段階】離婚を強く意識するようになるサイン
第1段階の違和感が続くと、やがて次のようなより具体的な離婚のサインとして現れてきます。
離婚を意識し始めたときの兆候
• 「離婚」という言葉が頭をよぎることが増えた
• 夫と一緒にいると安心できず、息苦しさを感じる
• 子どもと自分の生活をどう守るか真剣に考えてしまう
• 実家や友人に話せない悩みを抱え込み、孤立感が強まる
こうしたサインが見られるときは、自分の気持ちを整理し、今後の人生について真剣に考える時期です。感情の整理とともに、専門家への相談も検討しましょう。

 

【実践】離婚を考えたときに確認したい準備リスト
離婚は感情だけで決断できるものではありません。特に専業主婦の方は、経済的な自立や子どもの親権、今後の生活設計など、現実的な課題に直面します。
離婚を意識したら準備しておきたいチェックリスト:
• □ 離婚後の生活費(養育費・財産分与)の見通しを立てる
• □ 住まいの確保(賃貸契約や実家への一時避難など)
• □ 就職や収入確保の方法を検討する
• □ 子どもの学校・生活環境への影響を考える
• □ 法的な手続き(協議離婚・調停・裁判など)の流れを理解する
• □ 必要な書類(婚姻期間中の財産資料や家計情報)を整理しておく
こうした準備を一人で行うのは大きな負担です。弁護士など専門家に相談して、現実的で安心できるプランを作ることができます。

 

【専門家に相談】専業主婦の離婚に強い弁護士がサポートします
弁護士細江智洋は、特に専業主婦の方からの離婚相談に力を入れています。夫との関係に悩む中で、だれに相談すればよいか分からず不安になっている方のお話を丁寧に伺い、無理のない形で将来設計をサポートいたします。
こんなときは、弁護士への相談を検討してください:
• 今すぐ離婚するかは決められないが、準備だけはしておきたい
• 財産分与や養育費について知りたい
• 夫との話し合いが難しい、怖い
• 子どものために最善の方法を知りたい
離婚を決意する前にこそ、正確な知識と適切な助言が必要です。
あなたの今後の人生が穏やかで前向きなものになるよう、私たちは全力で支援いたします。
詳しい内容やサポートの流れは、以下のページでもご案内しております。
→専業主婦の離婚|弁護士 細江智洋

 

まとめ:小さな違和感こそが大切なサインです
離婚は人生を大きく左右する選択です。心のどこかで「このままでいいのだろうか」と思ったときは、誰かに相談する勇気を持ってみてください。
あなたの人生を、あなたらしく歩むために。私たちがそばで支えます。

 

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みなと綜合法律事務所 弁護士 細江智洋
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2025.08.30更新

離婚コラム35

 

「最近、配偶者の言葉や態度がつらい…でも、暴力ではないから離婚の理由にはならないのでは?」
このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。実際、目に見える暴力がなくても、精神的に追い詰められることで夫婦関係が破綻するケースが増えています。それはいわゆる「モラルハラスメント(モラハラ)」です。
本コラムでは、モラハラとは何か離婚に発展する典型的なパターン、そして法的な対応方法について、弁護士の視点から分かりやすく解説いたします。

 

モラハラとは?
モラルハラスメント(略して「モラハラ」)とは、言葉や態度によって相手を精神的に傷つけ、支配しようとする行為を指します。
モラハラは、外部からは気づかれにくく、被害者自身も「自分が悪いのかもしれない」と感じてしまいがちです。
よくあるモラハラの特徴には、以下のようなものがあります:
• 「バカじゃないのか」などと人格否定をする
• 理由もなく無視する、急に不機嫌になって精神的に追い詰める
• 外面は良いが、家庭内では威圧的な態度を取る
• 経済的に支配しようとし、生活費を渡さない
• 子どもを味方につけて孤立させる

 

離婚に発展しやすいモラハラの具体例
以下は、実際に離婚に至ったモラハラの典型的なケースです。
1. 毎日のように人格を否定される
「お前は何をやってもダメだ」と長期間言われ続けた結果、少しずつ自尊心を失い、うつ症状に陥ったというケース。これはれっきとした精神的DVであり、婚姻関係の破綻と判断される要因となります。
2. 家庭内で完全に無視される
相談をしても「お前と話しても仕方ない」と無視され続け、孤立感や不安が募ってついには家庭内別居の状態に。これも継続的なモラハラと認定される可能性があります。
3. 意図的に情報を与えず、相手を支配する
家庭内での大事な会話(家計、子どもの進学、親族との関係など)を自分一人で一方的に決め、被害者には相談も説明もしないというモラハラがあります。このような「情報遮断型」のモラハラは、被害者を家庭内で孤立させ、自信や判断力を奪っていく点で深刻です。

 

モラハラによる離婚は認められる?
結論から申し上げると、モラハラは離婚原因として認められます。民法770条では「婚姻を継続し難い重大な事由」が離婚の理由になるとされており、モラハラはその一つに該当します。ただし、裁判や調停で認められるためには、客観的な証拠が必要です。

 

離婚を考える前に知っておくべきこと
モラハラ離婚では、以下のような記録が、後の法的手続きで有効となります。
• LINEやメールでの「死ね」「消えろ」などの侮辱的な言葉
• 日記やメモによる被害の記録
• 暴言や責める言葉を吐く様子の動画や録音データ
• 医師による診断書(うつ症状など)
ただし、モラハラは暴力のように目に見える傷が残らないため、立証が非常に難しいというのが現実です。
たとえば、加害者が言葉遣いに気をつけていたり、あからさまな暴言を避けていたりする場合、録音できても明確な証拠とまではいえないこともあります。また、無視や冷淡な態度による「サイレントモラハラ」は、記録に残しにくく、第三者に説明しても理解されにくいことがあります。
このような事情から、「何をどう記録すれば有効な証拠になるのか」について、法的な知識と戦略が必要になります。
まずは早めに弁護士へ相談しましょう。弁護士に相談することで、証拠の集め方・残し方・交渉の進め方などについて、状況に合った具体的なアドバイスを受けることができます。

 

弁護士に相談するメリット
モラハラに強い弁護士に相談することで、以下のようなサポートを受けられます。
• モラハラの立証に向けた証拠収集のアドバイス
• 離婚の進め方や戦略の提案
• 慰謝料や親権などの交渉
モラハラによる離婚は、法律面だけでなく、心のつらさや周囲との関係など、さまざまな悩みが重なり合う、デリケートで複雑な問題です。今感じている苦しみが、法律の力で守られるものかもしれない――そう思ったときが、行動を起こすタイミングです。

当事務所では、モラハラ離婚に強い弁護士細江智洋が親身に対応いたします。
どうぞお気軽にご相談ください。

→モラハラ離婚に関する詳しい解説はこちら

 

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2025.08.24更新

離婚コラム33

「最近、夫(妻)との関係がつらい。でも、これって本当に離婚の理由になるのかな?」
その背景にあるのは、目に見えない心の暴力——モラハラ(モラルハラスメント)かもしれません。
この記事では、モラハラが離婚原因になり得る代表例を、法律の視点も交えながらご紹介します。

モラハラとは?法律上の位置づけ
モラハラとは、暴言、無視、経済的制限、過干渉などがあり、繰り返されることで深刻なダメージを心に与えます。
法律上、こうした行為が継続的に行われていれば、「婚姻を継続し難い重大な事由」として離婚原因として認められる可能性があります。

 

離婚原因となるモラハラ行為の代表例
1. 人格否定や侮辱的な発言の繰り返し
「だからあなたはダメなんだ」「俺(私)がいなきゃ何もできないくせに」など、相手の価値を否定する言葉を繰り返す行為です。夫が妻を見下すケースもあれば、逆に妻が夫の仕事や収入、家事のやり方を常に否定し、能力を認めないケースもあります。
2. 経済的な支配や制限
生活費を渡さない、支出を逐一管理する、口座を勝手に動かすなど、お金を使って自由を奪う行為もモラハラです。
3. 無視・態度の急変
話しかけても無視される、機嫌によって冷たくされたり優しくされたりすることで、相手の感情にいつも振り回される立場になります
4. 外ではいい人、家庭では支配的
外では親切で穏やかでも、家の中ではまったく別人のような態度をとる人もいます。
このようなギャップがあると、周囲に相談してもまったく信じてもらえず、被害者が孤立してしまいます。
5. 子どもを使って相手を攻撃する
「パパの言うことは間違ってるから真似しないように」「お父さんのほうが正しい。お母さんみたいな考え方じゃダメだよ」など、子どもに一方の親を悪者として刷り込む行為は、子どもを利用した精神的圧力です。

 

モラハラ被害者に見られる典型的な心理と行動パターン
モラハラの被害者は、自分が被害を受けていることに気づけないことが少なくありません。それは、あなたが鈍いからではなく、少しずつ心を削られるため、違和感を“慣れ”として受け入れてしまうからです。
被害を受けている方にはこういった心理や行動が見られます。
● 自分を責め、相手を正当化してしまう
「私が悪いからあんなことを言わせたんだ」「不注意で怒らせてしまった」——いつの間にか、相手ではなく自分を責めてしまうようになります。
● 相手の顔色をうかがい、自分の気持ちを押し殺す
相手の機嫌を損ねないようにと気を遣い、自分の意見や感情を押さえつけてしまいます。
● 子どものために無理に夫婦関係を維持しようとする
「片親はかわいそう」と思い、自分の苦しみを後回しにしてしまう方もいます。
しかし、モラハラによって緊張感のある家庭環境が続けば、当然ながら子どもも不安を抱えてしまうでしょう。

 

そして、うつ状態に陥って初めて気づくことも
「なんとなく気持ちが沈む」「涙が止まらない」「人に会いたくない」
こうした症状が続き、病院で“うつ状態”と診断されて初めて、「あの人との関係が原因だったのかもしれない」と気づく方が少なくありません。
これはモラハラ被害が長く続いた結果です。あなたの心身が長い時間をかけてすり減り、静かに限界を迎えているのです。

 

ご相談は、今からでも大丈夫です
モラハラに悩んでいる方の多くは、「誰にも話せない」「どこに相談していいかわからない」と孤立してしまいがちです。
弁護士に相談することで、今の状況が法律的にどう評価されるのか、離婚が認められる可能性はあるのかなど、具体的な見通しを得ることができます。
以下のページでは、詳しい解説や解決事例、進め方などをご紹介しています。まずはご自身の状況と重ね合わせて、情報を集めてみてください。

→モラハラ離婚の詳細はこちら

あなたがこれから安心して生きられる道を選ぶために、弁護士細江智洋が全力でサポートいたします。どうぞ一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

 

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2025.08.18更新

離婚コラム31

 

こんにちは。弁護士の細江智洋です。
私はこれまで数多くの離婚相談に携わってきましたが、とくに50代以上のご相談者の方から、「このまま我慢を続けていくのはつらい」「老後をこの人と過ごして本当に幸せなのか」といったご相談を多く受けてきました。
いわゆる「熟年離婚」は、年々増加傾向にあり、特別なことではありません。人生100年時代と言われる今、ご自身の人生を見つめ直し、「自分らしく生きたい」と思うことは、自然なことです。
今回は、弁護士としての経験をもとに、「離婚した方がいい夫婦」に見られる特徴や、“限界のサイン”について分かりやすくお話しいたします。

 

1. 会話がほとんどない、あっても冷たい
「おはよう」「いってらっしゃい」など、日常のあいさつさえもなくなっていませんか?
あるいは小さな話題にも、そっけない返事や無視される状態が続いている──。
このような状態が長く続いていると、心の距離は大きく開いています。
夫婦の絆は、日々の言葉の積み重ねで成り立っています。
会話が途絶えたままでは、心が通うことも難しく、関係修復のきっかけもつかみにくくなります。

 

2. 経済的な信頼関係が崩れている
「生活費を入れてくれない」「お金の使い道が不透明」「勝手に借金をしていた」──。
お金にまつわるトラブルは、熟年離婚のきっかけになりやすいものです。
特に退職後の年金や老後資金について不安を抱えている方も多いと思います。
経済的な不安は、心身のストレスにつながります。信頼できるパートナーであるはずの相手との金銭トラブルは、「限界のサイン」と考えてよいでしょう。

 

3. 一緒にいても「孤独」を感じる
夫と一緒にいるのに、孤独を感じていませんか?
「この人といても寂しい」「話しても理解してもらえない」と思うようになったとき、心はすでにすれ違っているのかもしれません。
疎外感が続くと、自信を失い、自分の価値すら見失ってしまうこともあります。
一人で不安を抱え込まず、ご自身の気持ちに正直になることが大切です。

 

4. 心や体に不調が出ている
長年のストレスが、心身に出てきていませんか?
「眠れない」「食欲がない」「朝起きるのがつらい」──。こうした症状は、放置できないサインです。
夫婦関係の問題が原因で心や体に不調をきたしている場合、「このままで本当にいいのか」と自分の生活を見つめ直すことが必要です。

「離婚=孤独」ではありません
「離婚したら一人になってしまうのでは」「周りの人の反応が気になる」と不安になるお気持ちはよく分かります。
ですが、実際に熟年離婚を経験された方の中には、「前より穏やかに過ごせている」「自分らしい生活を送れている」と語る方も多くいらっしゃいます。
離婚は決して“終わり”ではありません。
新しい一歩を踏み出すための“再スタート”でもあります。
これまで家族のために頑張ってきたあなただからこそ、自分自身の人生を大切にする選択をしてもよいのです。

 

熟年離婚は「前向きな選択」
「この年齢で離婚なんて」「今さら変われるだろうか」と迷う方もいるかもしれません。
でも、50代・60代はまだまだ新しい人生を始められる年代です。
長年連れ添ったからこそ、「離れる勇気」は出しにくいかもしれません。
しかし、その勇気が、新たな人間関係や自分らしい時間を取り戻すきっかけになることもあります。

 

熟年離婚を考え始めた方へ
当事務所では、熟年離婚に関するご相談を数多くお受けしています。
財産分与、年金分割、生活費、今後の生活設計への法律的なアドバイスだけでなく、気持ちの整理をサポートすることも大切にしています。
「まだ決心はついていないけれど話を聞いてほしい」──
そんな段階でも、ぜひお気軽にご相談ください。弁護士細江智洋はあなたのお気持ちに寄り添いながら、一緒にこれからを考えてまいります。
詳しくは下記のページをご覧ください:

→熟年離婚に関するご相談はこちら

どうか、ご自身の心の声に素直になってみてください。自分らしさを取り戻せるはずです。

 

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2025.08.15更新

離婚コラム30

 

最近、「熟年離婚」が増加傾向にあります。特に50代以上のご夫婦の間では、長年連れ添ったからこそのすれ違いや、我慢の積み重ねが限界に達してしまうことも珍しくありません。「夫から離婚を切り出された」「急に離婚届を出されて戸惑っている」といったご相談も、当事務所に多く寄せられています。

しかし、「離婚したくない」「もう一度、夫婦関係をやり直したい」というお気持ちの方も多いのです。では、そんなとき、どのように行動すれば良いのでしょうか?
弁護士として数多くの離婚相談を受けてきた立場から、関係改善に向けたヒントをお伝えします。

 

1. すぐに感情的にならないことが第一歩
離婚の話をされたとき、多くの方がまず驚き、感情的になって怒りをぶつけてしまいます。しかし、そんな反応は、相手に「やはり離婚した方がいい」と思わせてしまうかもしれません。
大切なのは、まず相手の言葉を落ち着いて受け止めること。そして、「何で離婚したいと思ったのか」「いつ頃から別れたい気持ちがあったのか」と、相手の本当の気持ちを知ろうとする姿勢です。

 

2. 自分自身を振り返ることも関係修復のカギ
相手の気持ちを理解しようとする一方で、自分自身の言動や生活スタイルを振り返ってみることも大切です。
たとえば、家事や育児、介護などの負担がどちらかに偏っていたり、日常の会話が少なくなっていたりする場合、そのことが互いにストレスになっていた可能性もあります。
特に、家事や介護の役割分担は、夫婦の健康状態や仕事の状況によってどうしても偏りが生じるものです。大切なのは、「ありがとう」「助かっているよ」といった感謝の気持ちを伝えたり、「大変じゃない?」「少し休めるように工夫しようか」といった気遣いの言葉をかけたり出来ていたかどうかです。
役割分担を均等にしようとするのではなく、お互いを思いやる言葉や態度があれば、心の安定を保つことができます。
また、会話が減ってしまった理由を振り返ってみることも大切です。忙しさからすれ違いが生じていたのか、生活スタイルが違って話しかけにくい雰囲気になっていたのか、いつのまにか心の距離ができていたのか――その背景を見つめ直すことで、関係を修復するヒントが見えてくることもあります。


3. 一人で抱え込まず、専門家に相談を
夫婦の問題はとてもプライベートなもので、なかなか他人に話せないものです。しかし、一人で悩み続けていても、解決の糸口は見えにくいままです。
そうしたときには、ぜひ弁護士などの専門家にご相談ください。弁護士は、離婚の手続きだけでなく、「離婚を回避したい」「夫婦関係を修復したい」といった問題にも対応いたします。
法律的な視点だけでなく、冷静な第三者としてのアドバイスを受けることで、心が軽くなる方も少なくありません。

 

4. 「熟年離婚」を回避するためにできること
特に50代以上の「熟年離婚」のケースでは、長い結婚生活を経て、お互いの生活リズムや考え方が固まっていることが多く、関係修復には時間と工夫が必要です。
しかし一方で、長年連れ添ってきたからこそ、ほんの少しの歩み寄りが大きな変化につながることもあります。たとえば、日常の小さな「ありがとう」や、思い出の場所へ出かけることなども、関係改善の一歩になります。

 

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当事務所では、50代以上のご夫婦に多い「熟年離婚」について、専門ページで詳しく解説しております。法的な手続きの流れ、ご相談の実例などもご紹介していますので、ぜひご覧ください。


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最後に
離婚は人生の大きな転機です。しかし、「離婚しない」という道もまた、尊重されるべき大切な決断です。
お一人で悩まず、まずは一度、私たちにご相談ください。あなたの気持ちに寄り添い、ベストな方法を一緒に考えてまいります。

 

この記事を担当した弁護士

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みなと綜合法律事務所 弁護士 細江智洋
神奈川県弁護士会所属 平成25年1月弁護士登録
当事務所は、離婚問題でお悩みの方からのご相談を日々お受けしています。離婚相談にあたっては、あなたのお気持ちに寄り添い、弁護士の視点から、人生の再出発を実現できる最良の方法をアドバイスさせていただきます。まずは、お気軽にご連絡ください。

 

2025.08.12更新

離婚コラム29

 

「最近、夫とまともに会話をしていない」
「家の中が静かで、私はまるで他人のよう」
こんな風に感じるようになったのは、いつ頃からだったでしょうか。
長年連れ添った夫婦では、年々会話が減り、心の距離ができてしまうことは少なくありません。家事や育児が一段落し、ふとしたときに「この人とこれから先も一緒にいられるのだろうか」と疑問を抱く方もいらっしゃることでしょう。
とくに50代は、定年退職や子どもの独立といったライフステージの変化があり、夫婦で過ごす時間が増えるため、関係が見直されやすい時期です。そうしたときに、「こんな関係が続くのはもう無理」とあきらめる前に、できることがあるかもしれません。

 

会話がない原因に目を向けてみましょう
夫婦の会話がなくなる理由はさまざまです。
・共通の関心事がなくなった
・話さなくても気持ちが伝わると誤解している
・過去のすれ違いや不満がたまっている
まずは「なぜ話さなくなったのか」を振り返ることから始めてみましょう。今の自分の気持ちを見つめ直し、過去のトラブルが原因であれば、それを乗り越えるための時間が必要です。
また、原因がひとつではないことも多く、相手に対して無意識のうちに諦めてしまっている場合もあります。大切なのは、原因を他人事としてとらえるのではなく、「自分にできることはあるだろうか」と歩み寄って考える姿勢です。

 

普段の声かけが関係修復の第一歩
会話を再開するための第一歩は、「特別なことを話そう」と身構えるのではなく、日常のあいさつやちょっとした一言などから始めることです。
たとえば、
「今日、暑かったね」
「テレビでこんな話題やってたよ」
といった、軽い話題で構いません。
大切なのは、自分から「話しかけよう」という意思をもつこと。反応が薄かったとしても、何度も続けるうちに、相手が少しずつ気を緩めてくれることがあります。
たとえその会話がすぐに実を結ばなくても、相手に「話しかけてもいいんだ」と感じられる空気が、夫婦の関係を少しずつほぐしてくれます。

 

少しずつ「関係を育て直す」工夫を
たとえ小さな声かけからでも、関係がほんの少しでも動き出したら、次の一歩として意識したいことがあります。それは「相手の話を最後まで聞くこと」。うなずきや相づち、共感のひと言を添えることで、安心して話せる空気が生まれます。
さらに、一緒にテレビを見たり、食事の時間をそろえたりと、日常のちょっとした共有が心の距離を縮めるきっかけになります。
また、「ありがとう」や「助かったよ」といった感謝の言葉も効果的です。口に出しづらければ、短いメモや手紙でも構いません。
大切なのは、完璧な関係を目指すのではなく、「できることから少しずつ」。そうした積み重ねが、やがて信頼と温もりを取り戻す力になるのです。

 

無理をしない、自分の時間も大切に
夫婦関係を修復しようとすると、つい「私ばかりが頑張っている」と感じてしまうかもしれません。無理をせず、自分の好きなことや、ご友人との時間も大切にしてください。
自分が満たされていれば、自然と心に余裕ができ、パートナーとの向き合い方も変わってきます。心のゆとりが、相手への思いやりや受け入れの幅を広げてくれます。

 

法律相談という選択肢も
「関係修復を試みたけれど、やっぱり心がすれ違ったまま」
「この先の自分の人生を見つめ直したい」
そんな思いが強くなったときは、法律の専門家に相談することも一つの選択肢です。熟年離婚は財産分与や年金分割など、若い時期の離婚とは違う難しい問題があります。
不安な気持ちを一人で抱え込まずに、安心して話せる場所で、これからの人生を考えてみませんか?

弁護士細江智洋が、50代以降の離婚に関する法律情報やご相談の流れについて、わかりやすくご説明します。こちらのページもぜひ一度ご覧ください。

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あなたのこれからの人生が、穏やかで前向きなものになりますように。

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みなと綜合法律事務所 弁護士 細江智洋
神奈川県弁護士会所属 平成25年1月弁護士登録
当事務所は、離婚問題でお悩みの方からのご相談を日々お受けしています。離婚相談にあたっては、あなたのお気持ちに寄り添い、弁護士の視点から、人生の再出発を実現できる最良の方法をアドバイスさせていただきます。まずは、お気軽にご連絡ください。

 

2025.08.09更新

離婚コラム28

 

結婚当初、夫は穏やかで頼もしかった。数年が経ち、子どもが生まれ、日常が繰り返されるうちに、夫の様子は徐々に変わってきた――。
「返事がない」「家事育児はやらない」「私の話を聞かない」「笑顔もない」
そんな“無関心”に近い夫の態度に、多くの専業主婦の方は心をすり減らしながら日々を過ごしています。

 

モラハラ――専業主婦に向けられる外から見えにくい暴力
最近では、「モラハラ(モラルハラスメント)」という言葉が広く知られるようになりました。これは、殴る・蹴るといった身体的な暴力ではなく、言葉や行動によって相手の心を傷つける精神的な暴力を指します。
専業主婦の方に対して行われやすいモラハラの例には、次のようなものがあります:
• 家事や育児を軽視し「お前は家にいるのだから楽だ」と、努力を評価しない
• 生活費を必要以上に制限し、レシートや買い物の内容を細かく調べる
• 「何もできない」「バカじゃないのか」などと、子どもや親族の前で妻を見下す態度を取る
• 話しかけても返事をせず、意図的に無視する
• 妻の実家との連絡や友人との外出を制限しようとする
• 「文句があるなら出て行け」「金は渡さない」と急に怒り出す
これらは一見、「不機嫌なだけ」「冷たいだけ」と思われがちですが、日常的に繰り返されることで、妻は精神的に追い込まれていきます。
特に専業主婦の場合は、経済的に夫に頼らざるを得ない環境にいるため、抵抗しにくいという事情もあって、問題が認識されにくいのが現実です。

 

無関心という見えにくい危機
夫婦関係において「無関心」は、かなり深刻な状態です。
妻の話をまったく聞こうとしない、子どもの学校行事や体調にも関心を示さない、「自分には関係ない」と家事や育児を完全に放棄する――。このような態度が続くと、妻は「私は家族として大事にされていないのかもしれない」と感じ、心がどんどん離れていってしまいます。
そうした積み重ねが「このままでは自分の将来が幸せになるとは思えない」と感じるようになり、真剣に離婚を考える専業主婦の方が増えているのです。

 

離婚を考えたとき、まず知っておくべき“権利”
離婚を決意するにあたり、専業主婦の方がまず不安になるのは「経済的にやっていけるか」「子どもを育てていけるか」といった離婚後の生活です。
ですが、専業主婦であっても、次のような権利を正当に請求することが可能です。
• 婚姻費用の分担請求:別居中でも生活費の一部を夫に負担させることができます
• 養育費の請求:子どもの教育・生活に必要な費用を相手に請求できます
• 財産分与:夫婦で築いた財産を公平に分け合う権利があります
• 慰謝料の請求:モラハラなどの不法行為が証明できれば、精神的損害に対する賠償を請求することができます
• 親権や面会交流の調整:親権者や面会の回数など子どもの将来のために最善の取り決めをすることができます
これらの手続きを自分一人で進めるのは難しいものですが、弁護士に依頼すれば、状況に応じて適切な対応や証拠の収集方法についてアドバイスしてもらえます。

 

一人で悩まず、まずはご相談ください
「離婚したいと思うのは我慢が足りないのかもしれない」「時間が経てば夫婦関係は良くなるかも」と思い悩んでいる方も多くいらっしゃいます。
ですが、これまでの心に積もったストレスは、決して小さなことではありません。
自分の気持ちを整理し、将来の選択肢を冷静に考えるためにも、まずは法律の専門家に話してみてください。
弁護士細江智洋は、これまで多くの専業主婦の方の離婚相談を受け、最善の解決策を提案してまいりました。
モラハラや無関心による苦しみ、離婚後の経済的な不安や生活設計など、どんなことでもお気軽にご相談ください。あなたの立場と想いに寄り添い、必要な権利を実現するために全力でサポートいたします。

→専業主婦の離婚について詳しくはこちら

  

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離婚コラム28

 

みなと綜合法律事務所 弁護士 細江智洋
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